バーベル(barbell)とは何?
バーベルとは、ウエイトリフティングやパワーリフティング、ウエイトトレーニングなどに用いられる、シャフトと呼ばれる横棒の両端に、プレートと呼ばれる円盤形の重りをつけて固定したスポーツ器具のことをいいます。
イメージとしては、ダンベルを大きく、棒の部分を長くしたような形です。
シャフト(バーベルの棒の部分)ついて
シャフトはバーベルの棒の部分です。一般的なシャフトは重さ20kgです。また、長さは220mmとなります。シャフト(バーベルのバーの部分)の種類はいくつかありますが、大きく2種類にわかれます。
一つは、パワーリフティング競技やウエイトリフティング競技などで使われる「オリンピックシャフト」というものです。これは、プレートを付ける部分(スリーブ)が直径50mmとなっています。
もう一つは、一般的なジムにあるトレーニングシャフトで、プレートを付けるスリーブ部分の直径が28mmとなっています。
オリンピックシャフトについて
今回はパワーリフティング競技で用いられるオリンピックシャフトを例にそれぞれの部分を説明します。
オリンピックシャフトの両端、プレートを付ける部分をスリーブといいます。ここは直径が50mmとなっています。スリーブは回転式となっています。
シャフトを握る部分がギザギザになっており、滑りにくい加工がしてあります。ここをローレットといいます。
81センチラインも説明しておきましょう。シャフトにラインが引いてあります。ここはベンチプレス競技において、大切な意味を持っています。このラインより外側を握るとルール違反となります。このラインの内側を握る、手指で覆うように握る必要があります。
ちなみにシャフトの握る部分の太さですが、パワーリフティング用のシャフトは29mm、ウエイトリフティング用のシャフトは28mmとなります。パワーリフティング用のほうが太い仕様となっています。
プレートについて
プレートにもいろいろな種類がありますが、今回は2種類説明します。
スチールプレート
パワーリフティングやウエイトリフティングで使用するプレートの直径は一番大きいもので45cmとなっています。パワーリフティングでは、スチールプレートとよばれる金属製の薄いプレートを使用します。重さを競う競技のため、できるだけたくさんのプレートを付けるためにこのような形状になっています。
ラバープレート
一方、一般的なジムなどにあるプレートはラバープレートとよばれます。その名の通り、ラバーでできています。握りやすように穴が開いていたり、地面に傷のつきづらい素材でできています。直径が43cmとスチールプレートに比べて少し小さいものが多く、厚みがあります。
まずは身近にあるバーベルに触れてみよう!
ここまでいろいろな種類のバーベルを説明しましたが、バーベルは多くの施設に置いてあります。まずは自分の家の近くにあるジムなどで、どのようなバーベルが置いてあるか見てみましょう。
バーベルの種類によって使用感が異なります。ぜひ触れて確かめてみてください。
また、バーベルを見たことがない、触ってみたい。と思われる方は、一度KAME SUN GYMに足を運んでみてはいかがでしょうか?無料で見学もできますし、体験も随時行っています。お待ちしております。
参照:https://bukiya.net/
https://www.mbcpower.jp/
https://www.ifitness.shop/shopdetail/000000000464/
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