パワーリフティングってそもそも何?
「パワーリフティングっていったい何ですか。」と聞かれることがたまーにあります。そんな方に向けて今日はパワーリフティングの魅力について語ってみたいと思います。
「パワーリフティングってあれですよね。あの、頭上に挙げるやつ!オリンピックのあれでしょ!」
残念ながら違います。それはウェイトリフティングといって実はパワーリフティングとはまったくの別競技になります。
パワーリフティングとは、簡単に説明してしまうと「スクワット、ベンチプレス、デッドリフト」という3種目による総重量で競う競技のことをいいます。先ほどのウェイトリフティングは「スナッチ、クリーン&ジャーク」の2種目による総重量で競う競技をいいます。ちなみにウェイトリフティングはオリンピック競技ですが、パワーリフティングはいまのところまだオリンピック競技ではありません。(一応いまのところは言ってみました。オリンピック競技になってくれたらいいなという意味も込めて)
このパワーリフティングという競技、一見マイナーな競技で「何がそんなに面白いの⁇」と言われそうなのですが、今回はパワーリフティングの魅力を何も知らない方へ届くように伝えられたらと思います。
ベンチプレス 100kg 挙がったらモテるかも!?
先ほど説明したとおり、パワーリフティング競技には3種目。「スクワット、ベンチプレス、デッドリフト」があり、今回はその中で「ベンチプレス」にフォーカスしたいと思います。
ベンチプレスって、筋トレをしていない人でも「ベンチプレス」っていう言葉だけは知っているなんてこと少なくはないですよね? そう、意外とみんな知っている。筋トレの代表格、テレビでも筋トレのシーンをカットするとしたら大体ベンチプレスをやっているところが映し出されそう…。
そんな誰でも知ってるベンチプレスが、仮にあなたがめちゃめちゃ強かったらどうでしょうか。おそらくそこの通っているジムの中で一目置かれる存在になれそうですよね。だいたいこの場合だとお隣のマッチョから「強いですね。今度一緒に合トレしませんか。」なんて言われたりしそうですよね。そう、ベンチプレスが強いっていうだけでジム内でのあなたの評価はぐっと上がりそうですよね。
会社内でもたまーにある「●●さん、ジムとか通ってるんですか?」と聞かれるような場面。それに対し、
「まあ、ベンチプレス100kgくらいは挙がるかなぁ」なんて答えたらどうでしょう。筋肉好きの女性からはモテて、同性の後輩からは尊敬のまなざしを受けることでしょう。なかなかベンチプレスを100kg上げられる人なんて世の中いませんし、100kgというワードは普通の人からしてみれば信じられないくらい思い重量に感じるでしょう。それをこの人は挙げるのか,,,! と。
結局のところ、ベンチプレス100kg挙がったら嫌でも自分の中でも自信が持て、社会の中でも生物として強い部類として堂々と生きていける というわけです。自己肯定感をより強固にしてくれそうですよね。
今回はあえてわかりやすくベンチプレスを例に出しましたが、ベンチプレスに限ったお話ではありません。スクワットでもデッドリフトでも重たい重量を上げることは、周りの人に尊敬され、「こんな重たい重量挙げたんだぞ」という自分の中での自信にもつながりそうですよね。
重たい重量って挙がんないでしょ普通…
重たい重量を挙げる人を想像すると、大抵ジムにいる体重100kgくらいある巨漢が想像できそうですよね。めちゃめちゃ怖そうな…!
しかし以外にも、ベンチプレスの高重量を扱える人というのは細身の方でも一定数いらっしゃいます。それはなぜかというと、ベンチプレスを高重量挙げるには筋肉量も必要ですが、挙げる技術や身体操作、柔軟性も必要です。その技術や柔軟性があるから挙げることができるというわけです。
言い換えると、ゴリゴリのマッチョでなくても「体の使い方が上手な人は高重量を挙げることができる」
つまり、技術面、柔軟性を向上できれば、ゴリゴリのマッチョに引けを取らないくらいの高重量を挙げることができる可能性があるので、しっかりとフォームを習得しやプログラムなどを組んで、段階を踏んでいけば誰にでも高重量を挙げられる可能性があります。
マッチョになってからじゃないと高重量のバーベルなんて…と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、意外と筋肉量以外にも大事な要素は沢山あるので、マッチョでない(かもしれない)あなたでも挙げられる可能性はあるかと思います。
パワーリフティング(バーベルトレーニング)で身につくバランス能力
トレーニングマシンが最近では当たり前のように日本のジムにはおいてありますよね。あたかもそれがメインで、ダンベルやバーベルは補助といった具合で端っこに配置してるなんてことさえあります。いやしかし、だからこそパワーリフティング、バーベルトレーニングがいいのだと念押ししたいと思います。
マシンというのは基本的に軌道が決まっているので、非常にやりやすいように思えます。バーベルなんて自分でバランスとりながらやらないといけないから余計危ないじゃないか!…と。
しかしバーベルトレーニングでは「バランス能力も筋力も同時に鍛えられたカラダ」づくりができます。
例えばスクワットでいうと、担いだバーベルが落ちてこないように(実際には落ちてくることなんてそうそうないですが)股関節や膝を連動させてバランスを取りながらしゃがんで、立ち上がる動作を繰り返します。このバランス能力は、例えば軌道が決まっている、レッグプレスマシンで脚を鍛えるのとは少し違います。レッグプレスは何も考えずにとりかく力いっぱい踏ん張ればいい。たしかにやり易さはあるかもしれませんが、あえてバランスを取りながらしゃがんで立つトレーニングを行うことで、身体機能が向上するといえます。
マシンももちろん利便性などを考えると、とてもいいトレーニングツールの一つです。しかしそれに頼り切ってしまうことは人間が本来持ち合わせているバランス能力を欠いたトレーニングになってしまう可能性もある。ということを頭の片隅に入れながら取り組む必要があると思います。
KAME SUN GYMはバーベルトレーニングを中心とした環境がそろっており、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトができる環境が整っています。また、パーソナルトレーナーやパワーリフティング競技者であるスタッフも多いため、ご質問などは随時、解消できます。バーベルを使ったパーソナルトレーニングも行っているため、初心者の方、女性の方、やったことが無い方でも安心してご利用いただけます。自分にとって最適なフォームを習得することで、怪我なく充実したトレーニングライフを送ることができます。ぜひ、KAME SUN GYMのご利用をお待ちしております!
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